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カミーノを歩いたI氏が言っていた
そこで得たのは やはり 人との出会いとふれあい そして いかに無駄なものを必要と勘違いしていたかという気づき だそうだ おまけに 途中 不思議な光景を見たという 大きな荷物をひとつ背中に背負い 首から前にもひとつかけ 両手にも重そうな荷を下げて うめきながら歩いている男性の姿だ それを聞いて 私は思った きっと 巡礼者たちに身をもって教えを垂れようとしている ヘンなおじさんだろう ところが I氏が後で 他の仲間たちに聞いても 誰もその男性を見ていないらしい ”えっ! じゃIさん、それって歩きながら白昼夢?” ”う~ん、どうなんでしょう かあ・・・” う~ どうなのよう~真相は・・・ と言いたいが I氏にとっては きっと余分なものを持ちすぎてることに気づいたことが大切で 真相はどっちでも構わないのだろう そして 私も明日からのトルコ旅行のための旅支度をしている いつものスーツケースが いつものように口をアングリしたまま愚痴っている ”まだですかあ? ” ”え~ まだです ” ”良い季節に出かけるから 今回は荷物が少ないと言ってたじゃないですか” ”微妙なのよね~ 寒い日もあれば暑い日もあるらしく・・” ”去年インドで 杖代わりにこき使われたおかげで ボクは調子悪いです” ”はい、はい ええっと、これもはずせないし・・あら、これも?” ”お友達の話 聞いてましたよね” ”そうそう ほんとうに必要なものは少ないのよね ” ”じゃ なんで今度も 僕の口が閉まんないんですか!?” ”行き先がカミーノじゃなく トルコだからでしょうがっ!!” ”ひい~~” と いつものように夜 ![]() #
by kami-therapy
| 2010-10-19 01:31
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「カミーノ」は
スペインのキリスト教聖地 サンディアゴ・デ・コンポステラを目指す 約900キロあまりある 巡礼の道 のことである フランスのピレネーの峠を越えるルートをはじめ いくつかあるルートの出発点を選び 世界中から集まった巡礼者は 巡礼手帳をもらい 象徴である帆立て貝のペンダントをかけて まともに歩けば 1か月以上かかる道程を歩き始める 途中の街々には 巡礼者のための アルベルグと呼ばれる宿泊所があり 心付け程度の料金で泊まることができる 国も世代も性別も違う人たちが 同じ地を目指してひたすら毎日歩く 毎日20キロから40キロの行程を 天候や足のマメ 病気や疲労と格闘しながら 歩く 道中を 見知らぬ人と肩を並べては歩き、離れ、再会し 食事をし ビールを飲み また翌朝 一緒に歩き出す 繰り返しているうちに どんな頑な者でも 心は自然に開かれていく 最終地のサンディアゴでは 離れがたいほどの 友愛ともいえる感情を味わうことも多いようだ また 厳選したはずの荷物が重く 途中で捨てていくように 自分の人生の多くの贅肉をそぎ落としていく 多くのひとが この道を歩くことで人生が変わったと感じるようだ こんな巡礼の道 「カミーノ」を 人々は 千年も前から歩き続けているのだ もちろん 昔は一生に一度の 命がけの旅だっただろう 今でこそ 途中切り上げや 所どころバス使用などもあり得るが 何回も 足で歩き通している人たちも大勢いるようだ 日本では お遍路さんや熊野古道だろうか 私もいつか・・・・と思うが、 屋久島登山の翌日の 冷凍の明太子に ゆですぎたササミを無理やり詰め込んだ状態の 情けない自分のふくらはぎを思い出すと ムリ・・・と思いなおす そのカミーノを インドで一緒だったI氏が この夏歩いたのだ 忙しい仕事をやりくりし スペインの人達と共に 盲目の人たちの誘導をしながら 歩いたのだ 出発前 言葉のコミュニケーションが心配と言っていたが 本人以外 誰もその点は心配していなかった I氏は 世界のどこで 誰と 何をしていようと その場と ひとの空気に溶け込んでしまう 恐ろしいまでにうらやましい オープンハートの持ち主なのだ まだ 直接会えていないが そのおみやげ話を聞くのが いま ほんとうに楽しみだ ![]() #
by kami-therapy
| 2010-10-02 21:20
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台風が行って ようやく暑さが落ち着いてきたようだ
今年は外に出るのも勇気をふりしぼり エイッ!と飛び出さないと しり込みしてしまうほどの 日差しの強さだった いつも涼しい部屋で仕事させてもらっている私は 炎天下で仕事する人たちを見ると なにか やましく (すまんのう、すんませんのう・・・)と なぜか小走りになって通り過ぎてしまう そんな暑さ真っ盛りにきた友人からのメール、 ”大変です! サボテンの花が見事に咲きました 初めてのことです 私の家は 確実に砂漠化しているもようです!!” (ふ~ん、 今年あたり 咲こうかなあって思ってただけじゃないの~) と返信しようと思ったが (まてよ・・・) と、うちのサボテン達を 見る 誰も聞かないので 私しか知らないが 何を隠そう 彼らには名前がある 帽子をかぶったようなのが「ボサ」 どっしり丸いのが「テン」 ふたりあわせて 「ボサ・テン」! (隠してた方がよかっただろうか・・・?) 数年前 うちに来たときは ほんの親指ほどの小ささだったのが 気づかぬほど少しづつ育ってきた 特に「ボサ」は 白いむく毛の帽子をかぶった小人君みたいだと なかなかの人気者で 写めを撮っていく人もいた それが 今年 暖かくなり始めてからの成長がすごい ある朝 突然的に、”誰にやられた! え?”と聞きたいくらいに 「ボサ」は ボコボコ状態に変身してしまった その横で静かに 「テン」も だるま落としのだるまがひとつ増えた感じに大きくなっている う~~~ん、 我が家も 砂漠化しているのかもしれない~ それにしても, だ! ボサよ~、 いったいどんな姿をめざしているのじゃ~?? ![]() ![]() #
by kami-therapy
| 2010-09-10 19:06
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とびきり暑い日 箕面の滝まで出かけた
部屋にいるのが 一番涼しい過ごし方かもしれないが 目が うなるような緑に飢え、 耳が 流れる水の音を渇望している とにかく 出かけよう 干からびる前に 家族づれ、カップル、歩こう会系に交じり 滝を目指す 暑いが 気持ちいい汗が流れる 途中 「氷」の文字に誘われ お茶屋さんに入った 川に面した窓側に座り さて・・・と見回すと 愛相のいいおばさんが飛んできて テーブルを拭いてくれながら ”暑いですね、何します? え、かき氷? うちのかき氷、なんでか知らんけど おいしいよ” そう言われると なんでおいしいのか 知りたくなる ”じゃ、氷・・・・えっと・・・” みぞれか イチゴか 心の中で迷っていると ”イチゴかね、やっぱりかき氷は ねえ ” ”じゃ、イチゴで・・・・” 恐るべし! 客の心を読む達人 さっさと注文を決めてくれる ほどなくして出てきた なつかしいかき氷 山をくずさないように そっとスプーンを取り出そうとしたが 少し 氷がこぼれて 山が傾いた (子供の頃は こぼさずにスプーンを抜くのが得意だったのになあ・・) と、 すかさず おばさんが布巾を持ってきてくれて ”これで 拭き、な ” やっぱり 達人! 一口食べて 思わず ”あ~おいしい! ” と声に出すと ”そやろ? うちのは 蜜だくやねん ” と誇らしげである そうですね 汁も蜜も ダクダクがおいしいですよね 私はかき氷が大好きだが 食べるのは何年振りかである 冷房のきいた喫茶店などで食べようものなら 冷えすぎて 末梢の血管が縮まって 手など無性にかゆくなってくるからだ その点 この店は冷房もなく 川を渡ってくる天然の風だけである ほどよく涼しくなるが 寒くない ”ありがとう 気を付けてなあ~” 店を出る時も おばさんは声をかけてくれる この店のかき氷が ”なんでか知らん” おいしいのは 自然の気温と おばさんの明るい笑顔のせいだと ![]() #
by kami-therapy
| 2010-08-17 17:34
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