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数日前 施術中電話が鳴った ”はい、Kアミセラピです” 男性の声で ”あ、初めて電話します ○○と申します” ”・・・・・!!” すぐに 理解した ”あの もしもし 家内がお世話になりました〇○と申します・・” ”あ はい、すみません はい・・・” ”あの~実は・・・4日前に・・・ですね・・” 声が詰まり 長く続く沈黙に 私から切り出した ”逝かれたんですか・・?” ”あ・・はい、そうなんです 4日前に逝きました ノートに、必ず先生にご報告入れるようにと書いてあったので・・・ でもすぐにご連絡できず すみませんでした” 亡くなって4日目だ 落ち着く間もなく連絡くださっている。 ”家内が生前 いつもそちらから帰った日は 明るくて 身体も気持ちも軽いと よくおしゃべりしてくれて・・・ 必ずお礼を言ってくれと言われてたんです 遅うなりまして・・” ご主人は知らなかったようだが、 その10日前くらいに ご本人から電話をもらっていた 声もとぎれとぎれで ”今は退院して家ですが、ホスピスの手配もできました もうアミさんへ行けない・・んですが・・・ お礼を言いたくて・・・・” 患者さんもそばにいて 私はどんな言葉で返事をしていいか分からなかった 何度も経験したはずの、覚悟をした方との会話 うわすべりな励ましもとりつくろいも通用しない 最後の会話 いつも私はどう話してきたのだろう? 察したのか ”それでは・・” と切ろうとするその方に 私の口をついて出たのは ”でもね! 私は まだあきらめられないんですよ 薬で叩かなければ ○○さんはまだ生きてける 今でも そう信じてるんですよ” ”はい・・いつもそう言ってもらいました・・ね・・ ありがとうございます・・・” そして 電話はきれた もしそこに一人だったら 私は ほんとは何て言いたかったんだろう? 代わりに ご主人に伝えた ”奥さんとお会いできて、いろんな話をした 私にとっては とてもとても いい時間でした お会いできてうれしかった ありがとうございました” ”家内も 同じことを言ってました 本当にありがとうございました” 去年の5月 初めて電話をもらった 「半年と余命宣告を受けてますが 予約受けてもらえますか?」 「はい、どうぞ」 軽く受けた気がする 治るとか治らないとか 私が判断することではない その方の免疫をあげることに集中して 例えば 肩こりや腰痛をどうにかするだけでも その方の大切な1日は すこし軽くなる 施術と水素吸入の組み合わせで 2週間に1回 少しづつ 肝臓腫瘍の縮小がみられてきて 肌荒れが消え 顔にツヤも出てきた ご本人も ”こんなことも あるんですね~” と驚いていた 喜んだのは医師も同じで 抗がん剤が 良く効いている 今 一気に叩きましょう! その方の免疫力は高かった 抗がん剤で叩かれても叩かれても 白血球数は回復する するとまた打たれる 最後は治療もその副作用の症状を軽減するのに追われた気がする 化学療法から離れてみることも考えないかと 話した 医者のほとんどが 自分がガンになれば使わないといっている抗がん剤を なぜこうも次から次に これがだめならこれと試してくるのだ?! 「この抗がん剤でダメなら 先生もあきらめてくれると思います」 それが最後の入院だった 病院や医師を責めているのではない ただ 薬を使わないという選択も 治療法のひとつに 加えてもらえないだろうか? その選択をした患者さんの経過も 変わりなくみてくれる体制を つくってもらえないものだろうか? ホスピスのように 死ぬのを待つというイメージの所ではなく 生きるために 薬を使わない治療を行う場所 が できないだろうか? ”院長、 いつもモンプチくれたあの方と この世でのお別れだよ” モンプチの袋を開けながら その方の 残された猫たちのことも ぼんやり思った Kアミセラピ k-ami.net
by kami-therapy
| 2018-08-27 16:14
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