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先週末 突然にネコの乳飲み子がやってきた
ある方が道にたった1匹でうずくまっていたのを見つけたが 獣医さんには1日預かってもそれ以上の面倒はみれないと言われ 仕事にも行かねばならず 家には犬がいて置いておけない 仕方なくうちに相談され つれてみえた 見るからに弱弱しく 目も開いていない 私にできるだろうか・・・ 迷っても選択肢はない 小さいけど命だ それから2晩 ミルクを温め 数時間おきに飲ませるが なかなか力が感じられない 3日目の休日の朝、ミルクをやっとこ飲んでもらうと おしっこだけでなく はじめてのうんちがでた 片手の平にのせ、片手でおおいいつつんで ”うんち、出たね 生きようね” と言うと ”ミイ・・” と小さく鳴いた そして手の中で くるんと小さく丸まった 私はなぜか手放せず そのままずっと手の中に抱いたまま あれこれ話しかけながら 座っていた どれくらいたってか その子が動かないことにようやく気付いた 息をしていなかった 瞬間 心の中の川の土手がきれたように 大水が押し寄せてあふれた まだあたたかい子猫を抱きしめて 阿呆のように泣いても泣いても 涙が止まらない 陽が落ちて その子を埋めてあげられる場所を探して歩きまわる 私達の街は こんな小さな子をうめてあげられる土さえ ないのか ようやく静かな場所をみつけて 埋めて帰る 何を食べても味がしない 目を閉じても眠れない 翌日も 翌々日も 思い出すと泣けてくる 気晴らしに外に出て映画をみても すぐに気がふさぐ いいかげん 私はいいおとなではないか! この自分の弱さはなんなんだ! もっとクールに割り切れないのか! 頭でわかっていても どうやっても悲しみがコントロールできない さすがに これはおかしいと思った これは 子猫の問題ではない 私の深いところの何かが この出来事にリンクして噴き出してる 幸いなことに このことを聞いてくれて 冷静に私の内の問題にヒモづけて分析してくれる友人に電話できた 話しているうちに とっちらかした自分の心の奥深くに 押し込めてるものがあることに気が付いてくる それは なにか過去の出来事とかいう分かりやすいものではないかもしれない もっともっと前世も含めた昔からのものかもしれない 何かは分からなくても 私はそれを見ないよう引き出しの奥にしまい込んで ご丁寧に 開けられないよう その取っ手まで抜いてしまったらしい その中身が この子猫事件をきっかけに 外にでたがった いわば 私自身に気付いてもらいたがって ガタガタ鳴った 今回見なければ 私は 今後も同じことと同じ感情を繰り返し味わうことになる 子猫は その引き出しの取っ手になってくれたのだ 何かが起きて 意外なほど強く自分の感情が揺さぶられてしまうとき きっとそこには 自分の内に直視しなければならないものがある 起きた出来事は 引き出しの取っ手にすぎないのだ それを時間に頼って記憶を薄めても、何かにすりかえてごまかしても ダメなのだ またやってくるから 私は のぞきかけた自分の引き出しの全部をまだ見ていない 気づいたことはあるが それは私にしかわからないし 言葉にして誰かにシェアできるものなのかもわからない その気づきへの 答えはさがさない ちゃんと 見た それで いいと思っている 子猫の死から 重いテーマになってしまったかもしれない でも書いてみた 誰か 自分の得体のしれない感情の揺さぶりに苦しんでるかもしれない いま言えるのは 起きた出来事は 決してあなたの心の痛みの 原因ではなく あなたにしか開けられない気づきの引き出しの 取っ手だということ いま 開けるのか 次回に 先延ばしするのか 開かずの引き出しを 全部開けるには 人生は あっという間すぎますね ![]()
by kami-therapy
| 2018-06-01 17:42
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