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患者さんにすすめられて
「日本でいちばん大切にしたい会社 」 1~3 を読んでいる 坂本光司氏という大学教授が コツコツと訪問調査した6千数百社のなかから 絞り込んだ会社を紹介しているものだが 反響が大きかった 平成20年に第1冊目が出るや 多くの人が感動し 涙し (うちの患者さんも男泣きした一人) 2弾 3弾と出版され ついには 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞という 企業表彰制度まで創設されたそうだ この「日本でいちばん~」 に取り上げられている企業は 小さな町工場であったり 地方の山郷に位置していたりと 規模業種もさまざまである 業績ランキングでもなく 革新的研究がゆえでもなく 共通している選ばれた理由は 「会社の在り方」だ 会社が何のために存在しているか? 「ひと」 のために存在している 「ひと」の順序は 1 社員とその家族の 2 下請けや関連企業の社員とその家族の 3 現在顧客と未来顧客の 4 地域の、特に障害者 高齢者の 5 最後に株主 出資者の その「ひとたち」の幸福を追求するのが 会社の使命という理念だ ゆえに ここに取り上げられている会社は リストラせず、関連会社にシワ寄せせず 助け合いつつ、また障害者も雇用している 何より驚くのは そんなことで会社が存続していくものか! という常識をひっくり返し 存続しているばかりか 地道に業績も伸ばしていることだ 会社の これまでのエピソードが 誇張もなく淡々とレポートされている 事実の羅列だけなのに 読む人を感動させてしまう 私も (素晴らしい会社があるもんだな~) と 読み進めていて あれっ?! と思った ****去年の暮である ここの建物の隣には 使われていない異人館があり いつも静かなのだが ある夕方 突然ざわざわと人が来て 庭にテントなど張り始めた なにかイベントでもするようだ (困ったな~) と思った 治療の際 患者さんの頭が その庭に面した窓のすぐ下にくる どんな騒々しさになるのだろう・・・・と 気が気でない ついに私は 「家政婦は ミタ!」 になり セオリーどおり カーテンの隙間から片目で様子をうかがう (R・・ F ・・アールエフ? ん・・? NAOMI・・・ん・ん???) NAOMI とかいうタレントのコンサートか?それとも 家政婦ロボットでも売るのか? とにかく迷惑! 早く終わって欲しいもんだ ところが 意外にも2日間 時折 人が訪れている気配はあるが 静かそのものだったのだ (あら~大失敗ですね・・・気の毒に・・場所が悪かったのですよ フ・・・) 意地悪な家政婦は またしてもカーテンの隙間から撤退作業を見ていたのだった その RFが 2冊目の「日本で~」 に登場したのである 株式会社アールエフ 世界の医療界が驚く カプセル内視鏡開発 赤ちゃんや子供たちの命を救いたい! の想いで開発されたマイクロカメラやレントゲンで 病人や子供らの苦痛は減り また良心的な価格に医療関係者も喜んでいる! 開発された機器には 共に苦労開発した女性社員の名前が付けられるらしく NORIKA 、 SAYAKAなど 今回の NAOMI はデジタルレントゲン のことだった イベントは展示会で、 静かだったのは 来場者が招待の医療関係者だったからだろう なんと! そんな素晴らしい会社が ”わたしの庭”を使ってくださったのか! (いきなり敬語!) カーテン開けて 手を振って応援すればよかった お茶でも 差し入れすればよかった 客引き チラシ配りでも手伝えばよかった どれも迷惑がられそうなことばかりしか思いつかないが この本のおかげで そんな素敵な会社と 2日間だけではあったがお近付きになれたこと (カーテン越しに) が分かり なぜかとても うれしくなったのである ![]()
by kami-therapy
| 2012-05-14 20:12
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