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「カミーノ」は
スペインのキリスト教聖地 サンディアゴ・デ・コンポステラを目指す 約900キロあまりある 巡礼の道 のことである フランスのピレネーの峠を越えるルートをはじめ いくつかあるルートの出発点を選び 世界中から集まった巡礼者は 巡礼手帳をもらい 象徴である帆立て貝のペンダントをかけて まともに歩けば 1か月以上かかる道程を歩き始める 途中の街々には 巡礼者のための アルベルグと呼ばれる宿泊所があり 心付け程度の料金で泊まることができる 国も世代も性別も違う人たちが 同じ地を目指してひたすら毎日歩く 毎日20キロから40キロの行程を 天候や足のマメ 病気や疲労と格闘しながら 歩く 道中を 見知らぬ人と肩を並べては歩き、離れ、再会し 食事をし ビールを飲み また翌朝 一緒に歩き出す 繰り返しているうちに どんな頑な者でも 心は自然に開かれていく 最終地のサンディアゴでは 離れがたいほどの 友愛ともいえる感情を味わうことも多いようだ また 厳選したはずの荷物が重く 途中で捨てていくように 自分の人生の多くの贅肉をそぎ落としていく 多くのひとが この道を歩くことで人生が変わったと感じるようだ こんな巡礼の道 「カミーノ」を 人々は 千年も前から歩き続けているのだ もちろん 昔は一生に一度の 命がけの旅だっただろう 今でこそ 途中切り上げや 所どころバス使用などもあり得るが 何回も 足で歩き通している人たちも大勢いるようだ 日本では お遍路さんや熊野古道だろうか 私もいつか・・・・と思うが、 屋久島登山の翌日の 冷凍の明太子に ゆですぎたササミを無理やり詰め込んだ状態の 情けない自分のふくらはぎを思い出すと ムリ・・・と思いなおす そのカミーノを インドで一緒だったI氏が この夏歩いたのだ 忙しい仕事をやりくりし スペインの人達と共に 盲目の人たちの誘導をしながら 歩いたのだ 出発前 言葉のコミュニケーションが心配と言っていたが 本人以外 誰もその点は心配していなかった I氏は 世界のどこで 誰と 何をしていようと その場と ひとの空気に溶け込んでしまう 恐ろしいまでにうらやましい オープンハートの持ち主なのだ まだ 直接会えていないが そのおみやげ話を聞くのが いま ほんとうに楽しみだ ![]()
by kami-therapy
| 2010-10-02 21:20
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